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<<クレジット情報を狙うウイルスが日本に上陸>>
2016年まではアメリカ、カナダ、オーストラリア等、海外の金融機関でしか確認されていなかったウイルス「RAMNIT(ラムニット)」が、2017年に入り、日本でも確認されました。
「RAMNIT」は、ネットバンキングの認証情報を搾取し、不正送金を行うウイルスの一種です。
今までのネットバンキングを狙ったウイルスは、メールの添付ファイルから感染するものが主でしたが、今回はWebページの脆弱性を利用します。
利用者が特定のWebページにアクセスすると、認証情報を要求され、情報を入力することにより読み取られてしまいます。
2017年2月ごろより、日本国内のクレジットカード会社12社が標的になっていたことが判明しました。
今のところ、銀行やその他金融機関は標的になっていないとのことです。
Webに表示される不正広告や、不正に改善されたサイトにアクセスするだけで感染してしまうウイルスもありますので、PC等の端末にはセキュリティ対策ソフトをインストールし、ソフトウェアは常に最新の状態で使用してください。