技術情報 2017年6月21日

＜＜迷惑メールの見極め方＞＞

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ランサムウェア等のウイルスは、メール攻撃により感染してしまうことが多くあります。
受信者の意思には関係なく、一方的に送りつけられる迷惑メール（スパムメール）であることを見極め、添付されているファイルは開かず、記載されているURLにアクセスしないことが、ウイルス感染を防ぐ方法の一つです。

以前の迷惑メールは、全文が英語、日本語が不自然、送信元アドレスがフリーメールであったりすることから、比較的簡単に判別することができました。

しかし、昨今の迷惑メールは、日本語の不自然さがなく、また有名企業の名を語ることもあるため、一見しただけでは迷惑メールと判別することが難しくなっています。

例えば「日本郵便」や「ヤマト運輸」などの文字が本文中に記載され、荷物の不在通知を思わせる内容であった場合には、信用してしまいがちです。
ただし、迷惑メールである場合には、本文に荷受人（受信者）の名前が記載されていません。

通常、宅配業者からのメールを受け取るには、自らメールアドレスを登録しなければなりません。
宅配業者からの正式な通知であれば、「荷受人」の名前が記載されているものです。

迷惑メールによってウイルスに感染しないためには、こういった少しの不自然さを見逃さないことが重要です。