技術情報 2016年7月1日

＜＜2015年度個人情報漏えいの想定損害賠償額＞＞

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NPO法人日本ネットワークセキュリティ協会は、2015年度の個人情報漏えいインシデントに対する想定損額賠償額は、2500億円超になると発表しました！

2015年の個人情報漏えいは、件数が800件ほど、対象となる人数は約500万人、想定損害賠償額は、2541億円にものぼるそうです。
件数は減少傾向にあるものの、一件あたりの平均想定損害賠償額は3億3700万円で増加傾向とのこと。

先日も大手旅行会社が、取引先を装った標的型メールにより、最大で約793万人の個人情報が流出した可能性があると発表しました。

大手企業になればなるほど発生後の影響は大きくなりますが、企業規模が小さいからといって、安心はできません。
大手企業と取引がある中小企業から漏えいする可能性もありますので、中小企業でもセキュリティ対策の強化が求められています。